WordPressの記事を自動的に投稿させる方法を Sagasoon.
「ある決まったことを定期的にしている」というと、プログラムにしたら楽できるなと考えます。
WordPressの記事についても同じです。
毎日、毎週、毎月、決まって「WordPressの統計情報」的な話題を記事にしているとしましょうか。
そういったものは、人の感情で決まるものじゃないですから、「数値をまとめる」というのが主な作業でしょう。
「数値をまとめたもの」を「WordPressに記事として投稿する」という流れですかね。
今回は、WP-CLIを使用しますので、インストール方法などについては、下記を参照してください。

【WordPressサイト管理者必見】WP-CLIの話を改めて(インストール編)
WordPressを管理する上で欠かせないツールといったら 、開口一番に出てくるのはwp-cliかもしれませんね。ブラウザで操作していた機能がコマンド一発で出来てしまうっていうんですから有難い話です。私のブログ、今まで WP-CLIのお話をあまりしてこなかったので、インストールを含め、背景的な話をさせていただきますね。
プログラム全体の流れ
1)閲覧情報やらカウンターの結果などをどこからか入手して
2)WordPressへ投稿する
の2手順でしょうかね。
上記の1つめの手順は、何かのプラグインなどで任せるとして、2つ目のお話をいたします。
記事を作ってWordPressへ投稿する
やり方は、実にシンプルです。
このshellを実行すればOKです。
#!/bin/sh DATE_BASE=$(date "+%Y %m %d") set -- $DATE_BASE Y=$1 M=$2 D=$3 DATE_V="$M/$D" DATE="$Y$M$D" WP_DIR="/home/user/web/wp/" # WordPressのパス TITLE="${DATE_V} 本日の投稿です♪" CATEGORY=1 # カテゴリーID USER=<<ユーザ名>> # ユーザー名 STATUS=post # 投稿時のステータス URL=sample-${DATE} # 投稿時のURL TEXT_FILE=<<投稿する文書の入ったテキストファイル>> cd ${WP_DIR} CREATE=$(/usr/local/bin/php /home/user/bin/wp post create ${TEXT_FILE} --post_title="${TITLE}" --post_category=${CATEGORY} --user=${USER} --post_status=${STATUS} --post_name="${URL}")
気を付けたい点
気を付けてほしいところが何点か。
- WP_DIRで指定する WordPressのpath(ディレクトリ)
- /usr/local/bin/php で記述してある php のディレクトリ
- /home/user/bin/wp で指定してある wp-cli のパス
- USERには、WordPressサイトのユーザを指定すること
- TEXT_FILEには、投稿する文書の入ったテキストファイルを指定すること
これでWordPressに記事が投稿されますよ。
まとめ
TEXT_FILEに、統計情報なり、まとめた情報を入れてあげれば、そのままの内容が WordPressに記事として投稿される仕組みです。
あとは工夫次第で色々なことが出来ますよ。
TEXT_FILEに、色々なものを入れてあげればいいだけですよね。
それこそ、下記のページでお話させていただいた改造やイメージの話です。

【プログラム初心者さん必見】初心者がする勉強の仕方はこれ
4月からの新人さんを多くみてきた私が思うんですが、プログラム初心者さんは勉強する意欲はあるんですよね。でも、その方向を間違うと、「あー、プログラムってめんどくさい」とか「いらいらする」とかの塊になってしまいます。今日は、そんな間違いをしないためのちょっとした秘訣をお伝えします。
それでは今回はこの辺で!
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