大事なデータを削除する方法を Sagasoon.
大事にしているデータというのは、いつかは削除しなくてはいけない時期がきます。
PCなんかに保存しているデータというのは、その時期も早いです。リースなんかで借りているPCは4年とかでリース返却があったりするので、その都度データを削除しなくてはいけない。リース返却した先で情報が流出するなんてことはあってはいけないですのでね。
削除方法
データを保存するHDDってのは、意外にも「頑固に保存」しているもんです。
HDDが壊れたという話は結構聞きますが、実際壊れている状態でも「読み書きする部分が壊れた」だけの場合や、データの一部だけが壊れた場合などもあり、ふたを開けてみたら「ほとんど無傷」なんてことも往々にしてあります。
そんな「以外にも強固はHDD」に入っているデータを「完全に削除」しなくてはいけないわけですが、一般的にはこんな種類がありますね。
- パソコン上の削除ツール(ソフトウェア)を使い、データを上書き
- 暗号キーを使ってデータをHDDに保存しておき、廃棄時はデータと暗号キーを削除
- HDDを物理的にズタズタに壊す(破壊)
- HDDを壊してくれる業者に頼んで、壊してもらう(破砕、溶解)
パソコン上の削除ツールを使う
削除する方法(レベル)は色々あります。
単にデータを消しゴムで消すレベル(うっすら後が残ってるかな?レベル)から、消しゴムで消した後に鉛筆やボールペンで真黒く上書きしてしまうレベルや、アメリカのNSAが規定するレベルで削除する等、色々です。
無料版(Free版)と有料版がありますので、何本か紹介します。
尚、さきほどご紹介した削除レベルによっては、「1本のHDDを削除するのに3日かかる」みたいなものもありますので、その辺は、データの種類で選んでいただければ。
Free版
無料(Free)で手ごろにと考えている場合は、下記のツールをお試しくださいませ。
有料版
暗号キーを使ってデータを保存し、破棄時はデータと暗号キーを削除
最近の話ではありませんが、HDDにデータを保存する際、「暗号化して保存」という行為ができるようになってます。
Windows10 Proでは、BitLockerというドライブ暗号化機能が標準で入ってます。
HDDを物理的にズタズタに壊す
ドリルとハンマーで、思う存分、日ごろのうっ憤を解消しましょう!っていうやり方です。
先ほど紹介した「パソコン上の削除ツールを使う」という方法と併せて使うのが一番良いかと思います。
結構重労働ですので、お気をつけあれ。
HDD壊し業者に頼む
先ほど紹介した「パソコン上の削除ツールを使う」という方法と併せて使うのが一番良いかと思います。
業者さんに出すとき、そうとう厳重にやります等いわれますが、神奈川県の事件でもお察しの通り、所詮、人がやることです。最後の保険ぐらいに考えて処理した方が良いかと思います。
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